「コンプガチャ」打ち切りへ=批判を意識―ネットゲーム各社
時事通信 5月9日(水)21時24分配信
携帯電話向けの交流型ゲームで急速な成長を続けてきたネットゲーム大手のグリーやディー・エヌ・エー(DeNA)が9日、収益源である「コンプリートガチャ(コンプガチャ)」サービスの打ち切りを相次いで表明した。社会的な批判の強まりを受けて、業界では追随の動きが広がりそうだ。
コンプガチャは有料の抽選くじ方式で、数種類の特定アイテムをそろえると、希少性の高いアイテムが入手できる仕組み。子供がアイテム購入を繰り返し、親が高額な料金を請求されるトラブルが相次いでいる。
消費者庁が「景品表示法違反の可能性がある」(松原仁消費者担当相)として、規制対象とすることを視野に調査を開始したため、大手のグリー、中堅のKLab(クラブ)は9日、コンプガチャを月内に終了すると表明。また、DeNAの守安功社長も同日の決算発表の記者会見で「順次廃止していく」との方針を示した。
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