【杭州(中国浙江省)時事】日中両政府は16日、東シナ海での不測の事態に備えた危機管理メカニズムの構築を目指し、中国浙江省杭州で「高級事務レベル海洋協議」の初会合を開催、互いの信頼醸成が重要との認識で一致した。また焦点の一つだった尖閣諸島問題をめぐり、双方は原則的立場を主張したが、激しい議論にはならなかった。
亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」が東京都内で開催されるなど日中関係が緊張する中、反日感情の根強い国内世論に配慮した中国側はこの日の協議を「ひっそり話し合いたい」と要望。冒頭取材も認めない「完全非公開」となるなどピリピリした雰囲気の中で5時間以上にわたり議論が行われた。
http://usedthinkpad190.kane-tsugu.com/
http://usedthinkpad190.web.fc2.com/